活動報告・ブログ
活動報告
経済労働委員会県内調査 TKE と 名古屋テレビ塔へ
愛知県には多くの技術が集積きていると感じた経済労働委員会の県内調査でした。
1か所目は、2023年に超モノづくり部品大賞を受賞されている弥富市の「TKE ティーケーエンジニアリング株式会社」へ。モノづくりの技術をいかに伝えていくかが大きな課題をなっている昨今においても「モノづくりを止めない」ため、熟練した技術が必要となる「ロウ付け」を無くすモノづくりとして、現在、4台の金属3Dプリンターで部品を造形してみえます。3Dプリンターでは、銅製コイル造形を中心に受託加工し、そのメリットとして次の4点があげられています。①シームレスな一体型ソリッドで壊れにくい ②製作納期が圧倒的に早い ③自由な形状、水路が製作でき、焼入れ品質がアップ ④CNC制御なので再制作時の再現性が非常に高い です。
2か所めは「中部電力MIRAI TOWER」へ。名古屋テレビ塔株式会社の大澤社長から、開業70周年を迎えるテレビ塔について調査させていただきました。名古屋テレビ塔は全国で初のテレビ塔で、戦後日本の復興のシンボルとしてその時代の技術の総力をあげて誕生しました。重要文化財となっている現在は、保存活用の全国モデルを目指しています。ホテルの内部も重要文化財にもかかわらず、テレビ塔の部材が宿泊の傍らにあるという身近さです。手動で開閉するエレベーターも体験し、部品が少なくシンプルだから、維持もできるし、故障も少ないそうです。また故障しても直せるとのこと。近くにありすぎて、実はこれまで行っていなかったテレビ塔ですが、建築物、文化財として見にいかれると興味深いと思います。また、経済労働委員会的観点としては、観光産業の活性化につなげていきたいと思います。9月23日までは名古屋テレビ塔と色々ゆかりがあるゴジラが襲来しています。プロジェクションマッピングも面白そうです。