活動報告・ブログ

活動報告

広島・岡山で調査

2月議会が閉会し、「広島県動物愛護センター」と、オーバードーズについての取り組みをしている「岡山県薬剤師会」に調査に出向きました。
愛知県も、老朽化した動物愛護センターのリニューアルを計画しています。
令和5年に移転・リニューアルした広島県の動物愛護センターは木材が多く用いられた新しい施設です。県の職員とボランティア団体の方が役割分担をしながら、保護ネコや保護犬の受け入れから譲渡までの取り組みをしていました。命あるものへの対応として、犬や猫を譲り受ける方への情報提供や学習もしっかりと行われていました。

岡山県薬剤師会ではオーバードーズについての取り組みが進められており、学校で「薬の正しい使い方」の授業を行ってみえます。現在、若い世代のオーバードーズの問題が深刻化しているという課題認識がありましたが、オーバードーズは決して若者だけの問題ではなく、高齢者のオーバードーズも多いとのことです。「薬」というのは、本当に「毒にも薬にもなる」ものだと再認識させていただき、啓発の仕方も難しいことを学びました。しかし、やはり正しい知識を子どもたちに伝えることが必要です。保護者に知っていただくためにも、学校薬剤師さんの活躍も期待されます。話は薬のネット通販などにも及びました。昔に比べると、規制緩和、医薬分業など販売の仕方が随分と変化しています。以前、福祉医療委員会で、オーバードーズのことを取り上げたことがありましたが、取り締まることは難しそうです。しかしその中で子どもたちが犠牲にならないよう、また全ての世代が正しく薬を使うことができるように、できることを探していきます。